天体望遠鏡の自作 架台
久しぶりに更新です。
天体望遠鏡の架台を作りました
以前に作った天体望遠鏡をしばらくは物干し竿に乗せて使ったりしていましたがあまりに使い勝手が悪く、使う頻度を落とす要因にもなっていたのでちゃんとした架台を作りたいと思った次第です。
(本当にちゃんとしたものが欲しければ買ったほうが良い)
方針は
・あまりお金をかけない
・垂直方向と水平方向に回転できる
・微調整可能
という感じで。
構造を試行錯誤した結果、ハンズでゲットしたジャンクの雲台(¥680)を使おうということになりました。
レバーがついていて、2軸に動かせます。固定もレバーをねじるだけなのでよさそうです。水平方向の回転は雲台ごと回転させることにします。
あとは三脚部分を作るのと、望遠鏡を如何に雲台に固定するだけです。
三脚
深く考えずに2x4材にしました。180cmの材を2本(1本¥300弱)購入して半分にカット。約90cm高の三脚ができます。
雲台を受ける部分は3Dプリンターで出力しました。モデリングはいつものFusion360。このソフト高機能すぎてなかなか使いこなせない。
望遠鏡と雲台の固定
雲台側の1/4インチ(約6mm)ネジに固定するしかないのですが、30cmのメタルプレートを取り付け、そこに望遠鏡を固定します。取り付けのためのアタッチメントは3Dプリンターで作ります。
完成
見た目はスマートでいい感じにできました。
試しに望遠鏡をのぞいてみると特に問題なさそう。よしよしと思っておりましたが、実際に夜空の星を見ようとするとやはり微調整が大変。スマートにした分だけ剛性がたりないのか、各部にアソビがあってそれだけで微調整が難しくなってしまいました。
他の方々が作っている架台がゴツい仕様になっているワケが納得です。
雲台側と三脚側をもっと一体化させねば、でも水平方向の回転はスムーズにさせたい。
そのうちなんとかしよう・・・。
ちなみにこの案の総コストは2000円ちょっと。
でもその前に試行錯誤の段階でさらに数千円費やしてしまいました。
ウォームギアでなんとかする案も考えたり。