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ものづくりに関すること。3Dプリンターとその関連ソフトやツールのこと。

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Air Swimmer

Air Swimmerを購入して作ったのでメモ


Air Swimmerとは空を泳ぐ魚のおもちゃ。
 youtube動画
  https://www.youtube.com/watch?v=5CGL_JWZAlc
 https://www.youtube.com/watch?v=9FRkBPAQNLA
 
4年前には既にあるらしいけど、日本ではあまり店頭で見かけないし、持っているという人も聞いたことがない。
今回、Aliexpressでこの商品が¥2000程度(Free shipping)で販売されているのを見て衝動買い。
SharkとClownFishを1つずつお買い上げしました。






今回はSharkの組み立てメモ。

1 開封
  蓋をあけてみると中身はこんな感じ。
  予想通りチープです。
  梱包も雑だったから外箱が潰れて中のパーツが変形しているものも。
  付属のマニュアルにはまずまず一通りのことが書かれていたのでそれとyoutubeでassembleの動画を見ながらやれば作れそう。



2 風船を膨らませる
  まずは、風船を膨らませるところから。


膨らませるのはヘリウムで。
どこかのサイトでTimebaloonの230Lがおススメとあったのでそれを購入しておきました。
実際にはサメ1匹膨らませるのに230Lも使わないけど、魚2匹いるし何回かは使うだろうという想定で230L。


サメのお尻からヘリウムを注入します。
しっかりお尻にノズルを差し込みます。
アルミ風船だと当たり前なのかもしれないけど、差し込み部は特に接着されているわけではなく、ペタッと合わせてあるだけ。ノズルを差し込んでヘリウム注入したあとはノズルを抜いてまたペタッと合わせるだけ。これでも意外とガスが漏れないようになっています。



膨らませるとこんな感じで浮いてきます。
なかなかの浮力なので付属のリボンを使ってイスなどに早めにくくりつけてあげるとよいです。



3 モーターの取り付け
 お腹にモーターを取り付ける。このモーターで重心を前後に移動して魚を上下させることができます。
モーターはもう一つあって、そちらは尻尾部分に取り付けます。
添付の両面テープを使います。

 


お腹に取り付けるパーツはこちら
赤外線の受信部とモーターが入っていて真ん中の部分がレールにそってスライドするようになってます。
電池は単4を1本入れます。



ひっくり返して3か所に両面テープを張り付けます。
取説を見ると突起部分とかお構いなしに張り付けているが、あまりなので自分は突起部分を避けるようにテープをカットしました。



できたら風船のおなかに張り付けます。
お腹にはメモリが付いているので取説を見て位置合わせに使います。



4 フックの取り付け
 尾びれをひっかけるためのフックをお尻の周りの4か所に取り付けます。
 付属の透明フィルムを使って上から抑えるように貼り付けます。

 

失敗例
 ゴム紐のテンションがかかる方向に対して弱い貼り方。
 上側にはみ出すように透明フィルムを張った方がよかった。
 (実際にはそれでも使っているうちに剥がれてしまいましたが)

 
5 尾びれの組み立て
 この商品で唯一組み立て要素がある部分。
 細かいパーツもあるのでなくさないように気を付けること。
 モーターが付いている円形の部品と尾びれを固定するためのクリップ(×4)

 





まずは尾びれのフィルムをクリップで円形の部品に取り付けます。

この飛び出ている骨を溝にはめてクリップで固定します。





クリップで固定したところ


両方とも同じように固定します。



6 尾びれの取り付け
 尾びれが組み立てられたらお尻にゴムバンドを使って先ほど取り付けたフックに引っかける。4か所。
 結構なテンションがかかるので、何日かするとフックが取れてしまいます。透明フィルムで頑張って抑えても、です。






7 背びれ、胸びれ
最後に背びれと胸びれを取り付けます。
こちらも透明フィルムで貼り付けます。ここは特に負荷がかかるような場所ではないので適当に。




8 調整
これで完成。リモコンに単4電池を3本入れてONすればサメを泳がすことができます。
ただし、浮力と重量が結構なバランスを必要とするので注入したヘリウムが多すぎると上へ上へと行ってしまいます。
そんなときは、おなかに取り付けた部分を開き、付属のパテ(粘土)をちぎって入れてあげます。
これでバランスをとり、サメから手を離したときに空中に静止するように調整します。



9 泳がす