MFT2016メモ(6)
「MaBeee」
MFT2016メモ(5)
「YOYOPOV」
ヨーヨーにPOV(バーサライトとも言う)を仕込んで、回すと光るというもの。
子供が大好きそうなアイテムです。
POVを知らない人は参考にこちらの動画を参照ください。
https://www.youtube.com/watch?v=Md78sOI1-r8
YOYOPOVの良いところはただ模様が出ます、というだけでなくアニメーションになっているところ(MIKUが躍る姿がPOVで表現されていました)で、楽しませてくれます。
こちらもプロトタイプの基板がおいてあり、話を聞いたらやはり試作を繰り返してここまでこぎつけているとのことでした。しかもまだ途中で今後も改良予定とのこと。
YOYOPOVに限らず、LEDでちょっと何かを表示したり、スピーカーで音を鳴らしたりするだけなら簡単ですが、そういう機能を詰めて製品を作るには試作を繰り返してブラッシュアップする工程が必須。しかもその行程中にはいくつものハードルがあって、多くの場合は解決方法なんか教えてくれる(知っている)人がいないから試行錯誤して乗り越えるしかない。
それを乗り越えないと製品はできないようです。
MFT2016メモ(4)
おかたけさんのドローン
幾何形状のフレームに囲われたドローン。しかもフレームにはLEDがちりばめられていて光らせるとインテリアのような美しさ。これを夜空に飛ばしたらさぞかし素晴らしいでしょう。
この人のすごいところはLEDのフレームを作っただけでなくて、ドローンそのものも、プリント基板設計するところから何からすべてオリジナルで作っているところ。そこらへんで買ってきたドローンを光らせているだけではない。
3Dプリンター使っても恐ろしいほど精密な造形するし、Makerとして尊敬する一人です。
MFT2016メモ(3)
「JIKKALARM」
実家の雰囲気を再現したアラームです。
MFT2016メモ(2)
靴に仕込まれているLEDはスマホから光り方を変えられるようになっているので、その日の服に合わせた光り方をさせることができるなど、演出の幅が広がります。
元々はIndiegogoというクラウドファンディングでファンディングを成功させており、今や新宿の伊勢丹で予約販売されているようです。¥39800(税別)
ここのブースでは、完成品の展示は当然ですが、プロトタイプの展示もあり、どのように製品化されていったのかがわかるようになっていました。
初期のものを見るとコンバースのシューズにLEDテープを巻いただけ、みたいな感じで正直「私でも作れそう」という印象のものでしたが、そこからブラッシュアップされてこのような素晴らしいプロダクトができるところに関心するとともに、ダイヤの原石を見つけたら磨いて光らせることの重要性を感じました。
以下、他の光り方の写真。
MFT(Maker Faire Tokyo)2016
MFT(Maker Faire Tokyo)2016を見学してきた
VR関連の展示が増えましたね
昨年もいくつかありましたが、今年はさらに増えた気がしました。あちこちでVRゴーグル使ってデモをする姿が見られました。流行ということもあるのでしょうが、こういうエンタメっぽいシーンには相性が良いのでしょうね。大人、子供問わずみな楽しんでいるようでした。
期待のドローンレース
戦利品
今回の見学で手に入れたもの(有償、無償混在)
上から順に、
●PsoCのサンプル基板 CypressSemiconductor
●IchigoJam(¥1800)
●見た目がレゴブロックのようなゴムっぽいもの CypressSemiconductor
にぎるとむにゅむにゅするだけ
●RaspberryPi3(¥4900)
他のブースで¥4000で売ってた。失敗した
●缶バッジ2つとキーホルダー一つ
キーホルダーはARMで無料ガチャガチャでした。
●記憶形状フィラメントサンプル(透明) Genkei
お湯につけると形状が元に戻るらしい
●PLAフィラメントサンプル Botfeeder
慣れない英語で「ちょうだい」って言ったらもらえた
●自作ギター用の基板 Yamaha
RaspberryPiZeroを使って作るらしい
どうでもよいものもありますが、RaspberryPi3だけは安く買えたらいいな、と思っていたのでまずまず。
フィラメントのサンプルもらえたのもうれしかった。
3Dプリンターを楽しむコツ(3)
3Dプリンターを使っていてよく見舞われる症状
平らな面が穴ぼこだらけになってしまう、どうやら樹脂が足りていないのかも。
そんなときの対処方法3パターン
①天面のレイヤー数を増やす
部分的に補強する方法で、infill後に天面を塗りつぶす層を増やします。slic3rで言うと、 Print Settingタブ>Layers and perimeters > Horizontal shells > Solid Layers: > Top の項目。ここの数字を増やすと天面の塗りつぶし回数が増えます。3回塗りつぶしても穴が塞がらない場合は4,5と増やして穴が埋まるまで増やします。
この方法はプリント時間への影響が比較的少ないところがメリットです。
②infill率を上げる
そもそもinfillが足りていないから天面もしっかり作れないのだ、という理論でinfill率を単純に増やす。
間違いはないと思うけど大きめのプリント物だと全体のinfillに影響するのでプリント時間が大きく伸びる方向に行きます。infill率が倍になればプリント時間もほぼ倍になることがあります。
③樹脂の吐出量を増やす
スライサの設定ではなく、Repetier等のソフトでリアルタイムに吐出量を変化させることができます。この機能で、天面や天面近くをプリント中に100 → 103 等と値を変えて吐出量を増やすことで調整できます。が、上記①、②は寸法関係が維持されるのと異なり、この方法は寸法関係を無視して吐出量を増やすので、太っちょ方向に偏ります。組み合わせするような部品にこの方法を使うと上手く嵌らないことがあります。
ということで比較的、①がおススメかと思います。