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ものづくりに関すること。3Dプリンターとその関連ソフトやツールのこと。

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ノートPCを自作する(25) HDMI→LVDS変換基板

ノートPC自作プロジェクト
RaspbeerryPiをメインにしてオリジナルのノートパソコンを自作しようとしている取り組みです。


オリジナルのHDMI→LVDS変換基板がついに完成ました。




これまでは同類の商品をAliExpressやebayから¥3000前後で購入していました。
設定用のスイッチ基板や液晶パネル用のインバーターがついていたりして悪くない商品でしたが、VGA入力用の端子やコンポジットの端子など不要なものも多く、サイズがやや大きいのでノートパソコンの筐体に収めるのにやや不満がありました。

そこで、今年5月頃にCrowdWorksで募集をかけてオリジナルの基板作成を依頼しました。
とにかく、小さく、シンプルなものを。

何人か手を挙げてくれた人がいましたがその中の一人に依頼。ありがたいことにとても柔軟に対応してくれてスキルも十分な相手でした。試作後に問題が発生して解決に時間を多少要したため、今月納品となりましたが、完成品はまさに望み通りのもの。
簡単な仕様は以下の通り
・1Ch 18bit LVDS(20pin)
・解像度1400×1050未満
・映像入力はHDMIのみ対応
・基板サイズ55mm×41mm
・5V電源で動作
・RaspberryPiへの給電が可能
 
 


RaspberryPi2と比べてもこの大きさ。
ある程度作りたい内容を的確に伝えられれば、こんなものまで個人がそこそこの費用で作れる時代だということが素晴らしい。
 

ただし、1発目なので、当然完璧とまではいかず。
・対応する液晶パネルのスペックが限られる。
・ケースにマウントするためのホールがない。
といった気になる点もあるのでこれから自分で改良していこうかというところです。

また、他にも用意すべきものがあるので、これから年末に向けて真面目に取り組む必要あり。
・設定用のスイッチ基板、液晶パネル用のインバーターは別途用意。
・オーディオの機能を積まなかったので、RaspberryPiのイヤホン出力を受けるアンプ回路を用意
・5V3A級のACアダプターを用意