ノートPCを自作する(21) 電源
ノートPC自作プロジェクト 電源編
ケース編その6と同様に、既にMakerFaire2015も終わって、すっかり次に作るもののことを考え始めているけど、7月末にドタバタと駆け込みで作ってしまっていたものを記録に残しておく。
電源に関してはRaspberryPi用の5Vと液晶パネル用の12Vの2系統が必要で、それぞれにACアダプターを繋いで動作させている状態。これを1つにまとめてあげることがミッション。
今回は12VのACアダプターを1つ用意し、RaspberryPiの5VはDCDCコンバーターで作ることにした。
採用したDCDCコンバーターはOKI-78SR。これはこちらのサイトでも使われているようなので安心して使う。
DCジャックでACアダプタからの12Vを受けて、OKI-78SRからの出力はRaspberryPiに接続するためにUSBケーブルで引き出す。(信号線はつながずに電源線のみ)
DCDCコンバーターにつなぐ12VはACアダプターからもらえばよいのだが、液晶パネルのコントローラー用の12Vと分けるため、2又のケーブルを用意した。これで液晶パネルのコントローラー側もコネクタで接続するだけでよいので楽チン。だけど、実はただの無駄遣い。
ACアダプターは液晶パネルで20W、RaspberryPiで10Wぐらいを確保したかったので、30W~40Wクラスのものを探したが、ちょうどよいのがなく、さらに余裕をもって45Wクラス(12V3.8A)のACアダプターを購入。
なんだかんだ電源周りでいいお値段してしまいます。
OKI-78SR ¥799
変換名人 防犯カメラ用DC電源2分岐ケーブル [ DCプラグ2.1mm用 ] PD21-2 ¥605
ACアダプタ 小型高信頼性12V 4A 【12V3.8A-PSE】 ¥2,052
適当に内部にレイアウトしてみた感じ。
最終的には3Dプリンターで枠を作り、その枠に基板をはめ込み、MDF板にはネジでもみこんで取り付けました。
完成後はACアダプターが1本化されて、つなぐだけでRaspberryPiが起動して画面表示までされるようになりました。