PointCloud

ものづくりに関すること。3Dプリンター、レーザーカッター、3Dスキャナー、3DCAD、RaspberryPi、Arudionoとか。

MakerFaire2017に出展してきました。

8月5日~8月6日にかけて東京ビッグサイトで開催されていたMakerFaireTokyo2017に出展側として参加してきました。

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2年前からやや進化した自作のノートパソコンを引っ提げての参加です。
予定していたとおり、12インチを2台(青、黄)と9.7インチを1台(茶)用意しました。

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3台のパソコンを電源入れておいて、ゲーム、音楽、プログラミングなどのソフトを動かしてデモを実施してましたが、気づくと3台ともゲームで使われており、2日間通して子供たちのゲームセンターと化しておりました。

ゲームに食いついた子供の親に「これ、組み立てられるノートパソコンなんです」って説明するパターンをひたすら繰り返し。

そんな中、最初から興味を持って見て、私の考えにガッチリ共感してくれる人がいたり、類似のプロジェクトに取り組んでいる人と情報交換もし、キット化したら買いますと言ってくれる方にも出会えました。

また、今回は子連れだったので、子供らが飽きないように時間を割いて他のブースを回ったため、いくつか興味深いプロジェクトも見つけることができました。
おかげさまで2日間、十分に有意義な時間を過ごしたと思います。

さて、これで3年以上?取り組んできたノートパソコンの自作プロジェクトも一定の完成度は得たかと。まだ部品調達の面や、完成度が甘い箇所など不安要素はありますが、今後の展開どうするか。

MFT2015のときからキット化を要望する声があることは承知済みなので、その声にこたえるべく、
・自力で10~20セットくらい作って細々と頒布するか。
クラウドファンディングに出して応援を募りつつ、もう少し大きい規模で欲しい人の手元に届けるか。
・これはこれとして一区切りつけて、これまでの経験値を生かしつつ別のプロジェクトに取り組んでいくか。

悩みますな。
クラウドファンディングだとさすがに一人では手に余りそうなので誰か手伝ってくれる人とかおらんでしょうか。

今日は日中35度、夜も30度ほどありそうです。眠れないかも。

ノートPCを自作する(35)MakerFaire2017に向けて1台完成

ノートPC自作プロジェクト
RaspberryPiをメインにしてオリジナルのノートパソコンを自作しようとしている取り組みです。

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MakerFaire2017に向けて1台完成しました。

畳んだ状態で厚みを測ると35mmでした。
2年前に作成したノートPCは約50mmだったので15mm(30%)程度の薄型化を実現しています。

point-cloud.hatenablog.com

性能もサイズ(厚み)も15年前の市販ノートパソコンと同等程度でしょうか?
これ以上薄くするにはRaspberryPiの2階建USB端子とLAN端子から変えていかないと難しそうです。あとは液晶ですかね。今使っている液晶は厚みがあるので、こちらもLEDバックライトのタイプに変えると薄くなるかも。

そこら辺が改善されると次はオリジナルのHDMI→LVDS基板を設計しなおす必要が出てきそうです。こうしてこまごま詰めていくと25~30mmは実現できるかと思われますが、薄型化を追求するのはキリがないですね。


ノートPCを自作する(34)ディスプレイの調光

ノートPC自作プロジェクト
RaspberryPiをメインにしてオリジナルのノートパソコンを自作しようとしている取り組みです。

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以前から「液晶画面が暗い」と嘆いていましたが、やっと改善できました。


1 既存の構成

そもそも、どういう構成だったのかというと、
【液晶】
LP121x04という古いibookG4から引っぺがした12inchサイズのもの。

HDMI→LVDSへの変換】
オリジナルの基板(5V仕様)

【液晶インバーター
市販品のHDMI→LVDS変換基板に付属していたもの(12V仕様)
型式で言うと「SLX-INV-0101」です。

一番大きな間違いは液晶インバーターへインプットする電圧が足りていなかったことと思われます。液晶インバーター「SLX-INV-0101」仕様上、Input voltage: 10.8-13.2Vと記載があります。にもかかわらずオリジナルのHDMI→LVDS変換基板からの出力は5Vしかなかったのです。この状態でPWMによる調光とかいろいろ試しましたが結局改善しませんでした。

2 5V仕様の液晶インバーター

そこで、オリジナルのHDMI→LVDS変換基板の5V出力に合う液晶インバーターがないか探したところ、「INV01070FXC7B」なるものをaitendoで見つけました。

www.aitendo.com
こちらは5Vで動作するようなので、これと必要そうなケーブルをいくつか見繕って購入。

現在の構成からインバーターのみ交換して電源を投入。
すると・・・

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何も映らない?いや、映っているんですね、これでも。ただバックライトがほとんど光っていないだけなんです。角度によってはうっすらとデスクトップが見えます。


3 調光

バックライトが光らないということは、液晶インバーターが壊れているか、調光が怪しいです。壊れている可能性は低そうなので調光の方からあたってみることに。

HDMI→LVDS変換基板から液晶インバーターへは3本の線(赤、黄、黒)が伸びています。
インバーター側のシルクをみるとVCC、ADJ、GNDと刻印されているのでADJが調光のための線です。こちらにPWM信号を出力するにはHDMI→LVDS変換基板の別のコネクタ(写真上部の黒い20Pコネクタ)の該当ピンに0-5Vを入力する必要があります。現在はオープンなので0V状態。

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試しに該当ピンに3.3Vをかけると・・・映りました。

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ただ、まだ暗いです。

今度は5Vをかけると・・・・
ばっちりです。写真ではやや暗めに写りますが実物は申し分ないです。

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ということで、無事に問題解決。
液晶パネルを5V仕様で再利用できるようになりました。
かかった費用は液晶インバーターとケーブル合わせて1000円ちょっとです。

最後に、CCFL管を使った液晶バックライトでは高圧を取り扱うので、良い子は真似しない方がよいです。

Maker Faire 2017

Maker Faire 2017開催まであと1か月を切りました。

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2年ぶりに自作のノートパソコンを出展する予定です。
間に合えば自作ノート3台(12.1inch x 2台、9.7inch x 1台)を並べます。
それに加えて先日届いたPinebook14"と手持ちのMacBookAir13"を並べてみようかと。
あまりに自作のノートPCが見劣りするようだと考えますが。

残り1か月でどこまで作りこめるか。
天体望遠鏡とか作っている場合でないです。そっちは先ほど土星がきれいに見えたので満足しました。しばらく放っておきます。


Maker Faire 2017の出展者紹介ではElectronicsのカテゴリに入っています。

makezine.jp



天体望遠鏡の自作 その5

天体望遠鏡の自作の続き その5f:id:masayuki_sys:20170708084208j:plain



やっと月が上がるタイミングで晴れたので自作の天体望遠鏡で月を見てみました。
すばしいですね。上の写真は50倍の倍率ですが、クレーターのデコボコ感がよくわかります。人生初望遠鏡ですから市販のものと比較してとかよくわかりませんが、よく見えます。

もう1枚、別の日に見たときのものがこちら。
モノクロ加工してあります。
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子供たちにも月を見せて「おぉー」という感じ。
一つの目標は達成しました。
あとは土星を見ないと。


それから、天体望遠鏡越しにデジカメで写真を撮るのも難しいですね。
どうしてもピントが甘くなってしまいます。実際には写真よりも断然シャープに見えてますから。練習が必要そうです。

天体望遠鏡の自作 その4

天体望遠鏡の自作の続き その4

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一応、完成しました。
前回までで形ができたので、カッティングシートを貼って外観を整えました。
鏡筒には白、3Dプリンターで出力したアタッチメントには黒のカッティングシートを貼っています。

床に置いたところ。サイズ感がわかりにくいかも。

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接眼レンズ側から。
これは18mmの接眼レンズをつけています。31.5mmサイズではないのでさらにアタッチメントを作って装着してます。

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接眼レンズを交換するときは、18mmのレンズをアタッチメントごと外します。レンズを外した後のこの穴は31.5mm径に合うようになっているので、先日購入した6mmオルソスコピックを直接はめます。

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このように、ワンタッチでレンズ交換ができるのでとても楽です。

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さて、望遠鏡は作ったはいいものの、梅雨時期でなかなか晴れず、夜空の星を観察することができません。しかも今は夜中に月が見える位置にないし。

試しに日中、窓から遠目に見える木を見てみました。
グーグルマップで距離を測ると130m離れた位置の木です。
写真はiphoneのカメラを接眼レンズにくっつけて撮りました。

焦点距離6mmレンズ 倍率150倍
風に揺れていたというのもありますが、うーんという感じです。ピントも甘いし乳白色な感じで、やはり80mm口径の対物レンズで150倍は厳しいのでしょうか。

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焦点距離18mmレンズ 倍率50倍
このレンズは家にあった顕微鏡の接眼レンズを試しに使いまわしてみたものですが、思ったより綺麗に見えました。

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もう一度6mmのレンズに交換して別のところを見てみました。
115mの位置にあるタンクのようなものです。表面に文字が書いてあるのですが、これははっきりと見えました。私の視力は1.0~1.5ですが、肉眼では文字があることもわからないです。

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ということで、ひとまず完成したのであとは天気の様子を見ながら月面と土星をしっかり観察したいと思います。
あまり作りに凝りだすと泥沼にはまってしまいそうなのであとは三脚への固定ぐらいにしておきます。

実質、週末だけ作業するとしても2,3週あれば天体望遠鏡が作れてしまうので大変手軽です。予算も予定通り2万円以下で出来ました。

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そういえばフード作り忘れてた・・・。
そのうち、作るかな・・・。

天体望遠鏡の自作 その3

天体望遠鏡自作の続き その3

前回までであらかた全体の設計が終わったので3Dプリンターでパーツを出力していきます。
出力するパーツは主にレンズ、鏡筒(大)、鏡筒(小)を組み合わせるためのアタッチメントです。他の自作している方々のブログを見ると鏡筒(大)と鏡筒(小)の隙間を埋めるためには鏡筒(小)にC環をとりつけたり、紙やテープを巻いて微調整ということをされているようですが、3Dプリンターであれば0.1mm単位の調整が可能ですので、そういった作業が不要になります。

不覚にもフィラメントが白しかありませんでした。
光の透過を考えると黒の方がよいのですが、今から黒フィラメントを買うと予算オーバーしてしまうので白で作り、後でカッティングシート(黒)で覆うことにします。
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一つ目ができました。
鏡筒(小)と接眼レンズを取り付けるためのアタッチメントです。
さっそくはめてみます。

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ぴったりはまりました。
さすがに4年以上?3Dプリンターを使用しているのですっかり腕があがり、最近ではプリントを失敗することもほとんどありません。ミスをするとしたらプリントミスよりも設計ミスのほうが多いです。

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接眼レンズはどうでしょうか。はめてみます。
こちらもぴったり。さかさまにしても落ちてきません。
接眼レンズの径31.7mmに対して32mmで設計してありますが丁度よいです。

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このアタッチメントに関してはサイドからネジで固定してあげないとスッポ抜けてしまうかと思っていましたが、ハマり具合からするとこのままでも大丈夫そうです。むしろレンズ交換が楽でよいです。

この調子で他のパーツも出力しました。
左2つは対物レンズを鏡筒(大)に取り付け用、真ん中は鏡筒(大)延長用、右上は鏡筒(大)と鏡筒(小)の組み合わせ用、右下は先ほどの接眼レンズ用にカッティングシートを貼ったもの。これだけあればとりあえず組める状態になります。

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鏡筒(大)用に出力したパーツもこのとおり精度よくできました。
塩ビ管とのすきまはほぼありません。0.1mm違うだけでもハマり具合が変わってくるほどなので、一回設計をミスって0.3mmほど小さい直径で出力してしまったのですが、それは塩ビ管が入りませんでした。

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組み立てる前に鏡筒の内部に光の反射を防ぐための処置をします。
今回は植毛紙ではなく、100円ショップで習字の下敷き×2を購入してきました。
内部に貼るのに結構苦労しましたが、やはり貼るのと貼らないのとでは大分違います。
貼っていない手前の方は内部が明るくなってしまいます。

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対物レンズ部分を組み立て。
短い鏡筒(大)に取り付けました。外側からネジを入れて、内側はナットで止めてあります。対物レンズは結構な重さがあります。

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接眼レンズはともかく、対物レンズは結構な重さがあるので、使っているときにレンズが落ちないよう、鏡筒(大)との取り付けは全てネジ止めをしておきたいところ。
加えて、メンテナンス性も考慮して簡単に各部の取り外しができるようにしておきたいです。

いろいろ考えた結果、鬼目ナットを使うことにしました。
外側からネジで固定できるように、ネジ受けとして鬼目ナットを塩ビ管に打ち込んでおくものです。ネジをローレットつきのものにすればドライバー不要で手で回せます。
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一通り組み立ててみました。大きく狂っている箇所もなく、まずまずのデキです。
これで完成でもよいのですが、外観を整えてあげる必要があります。

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次回は外観を整えるところから。